この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第43章 永遠のさようなら。
美晴side
病院の帰り道・・・。
龍が運転する車内から私は湘南の海を眺めた。
龍は運転をしながら私の手を握って・・・。
「体調は???」
・・・・・(笑)
「大丈夫・・・(笑)」
龍は最近・・・。
アイコスを必ずベランダで吸う。
そして自分が臭くないか確認している・・・(笑)
犬みたいにッ(笑)
そんな龍が・・・大好き・・・。
毎日が幸せ・・・。
以前妊娠した時みたいな不安は・・・全くないの。
でもね・・・。
1つだけ不安な事があるの。
私は龍の手を握り返し・・・。
「龍・・・。」
龍に・・・その不安な気持ちを話したいけど・・・・。
龍はきっと・・・。
湊君や・・・太一君・・・誠君・・・。
そして瑛大君や俊君が居るこの湘南を・・・。
この湘南が・・・好き・・・・。
「ん~????どうした???(笑)」
私・・・。
怖いの・・・。
「龍・・・私・・・。怖いの・・・・。」
私がそう言うと、龍はゆっくり私を見つめ・・・。
「うん・・・(笑)そうだよね・・・。」
・・・・・・。
龍・・・????
「俺もね、・・・少し考えてたんだ・・・・(笑)」
・・・・・・・。
「沖縄に~・・・帰っても良いかなって・・・。」
・・・・・////////////