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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第45章 幸せのための旅立ち
そして・・・。
「由美ちゃ―――ん!!!電話鳴ってるよ~ッ!!!!!」
・・・・・・。
寒い寒い・・・。
店の外でマットを干し・・・。
慌てて店の中に戻ると・・・。
お店の主人でもある本宮さん夫婦が私の携帯を持って手を振ってきた・・・。
「あ~・・・ごめんなさい!!・・・明かな・・・・。」
手を拭いて夫婦の傍に言って携帯を受け取ると・・・。
「明ちゃんじゃなかったよ???(笑)裏で電話しな???」
(笑)
「ありがとうございます・・・・(笑)」
店の裏のスペースに入って携帯を見ると、・・・。
あ・・・・。
残っていた番号に・・・折り返しかけ直す。
エプロンのポケットに手を入れて・・・。
『もしもし???(笑)』
あ・・・・。
「あ、・・すいません!!(笑)・・・・。」
電話の主は・・・笑って・・・。
『いやいや、忙しい時間にすまんな??(笑)ちょっと話せるか???』
・・・・・。
「少しなら・・・、あの・・・・飯田さん・・・何か・・・。」
そう・・・。
私が話をしているのは・・・。
飯田社長・・・・。