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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第45章 幸せのための旅立ち
真面目で・・・。
良い子。
達也君を・・・忘れたわけでは・・・ないの。
嫌いになったわけでもない。
でも私は・・・。
貴方に逢いたくない。
ただそれだけなの。
料理を持って行くと、そのお客さんは顔を上げて・・・。
「わーー・・この匂いッ!!よだれ出そう~(笑)(笑)」
(笑)子供みたい・・・・。
お客さんの前に料理を置くと・・・お客さんは笑って・・・。
「ありがとう(笑)・・・お姉さんは~・・・こっちの人ではないですよね??」
あ・・・。
初めて個人的なこと聞かれたッ(笑)
「あ、・・・はい(笑)東京出身です・・・。今は娘と母とこっちに・・・。」
お客さんは割り箸を割って・・・。
「俺もこっちではないんです(笑)・・・名前伺っても良いですか???」
へぇ~・・・。
「私は片桐由美(笑)貴方は?????」
そのお客さんは豚丼のどんぶりを持って・・・・。
「俺は桧垣真也(笑)・・・。娘さんいるんですね~・・???お母さんと娘さんとお姉さんと・・・女3人で楽しそうっすね????」