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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第45章 幸せのための旅立ち
ここは母が昔住んでいた頃良く来ていた定食屋さん。
最近は観光客も良く来るが・・・。
普段はこの近く・・・といっても・・・(笑)
車で20分以上離れた牧場で働く人や・・・お店で働く人も食べに来たり・・・・。
最近この店に来るこのお客さん・・・。
名前は知らない・・・。
彼はメニューを眺め・・・。
「やっぱ~・・・。豚丼かなー・・・・(笑)あ、みそ汁トン汁で・・・。」
(笑)
豚丼がお気に入りの・・・絶対みそ汁をトン汁にするこの人・・・。
「はい(笑)・・・ちょっとお待ちください・・・。」
奥に行きオーダーを伝え・・・。
また店内に居るあのお客さんを見ていると・・・お客さんは店にある新聞を眺め・・・・。
私の視線に気付くと・・・笑った。
まだ若そうなその人・・・。
「なんかこの近くの牧場で~・・・1年前くらいからかな???働き出してる人みたいよ????(笑)真面目で良い子みたいっ!!!」
奥さんが笑って言った。
真面目で・・・良い子か・・・。