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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第3章 仕込む
 それまで動いていた彼女の尻が、突然止まった。
(教える? 回す? ンフッ、もしかしたら私、このまま調教されちゃう?)
 野上には、潤ませた強気な眼差しとエロ可愛い奈々の唇は、生意気そのものに見えた。
「……私、恥ずかしいです。いまから調教されちゃうんですか? あぁ恥ずかしい」
(俺は一言もいっていないのに、調教? やっぱり奈々はどMだ。それにこんなに濡らして──)

 それにしても、奈々の性器は気持ちが良すぎる。
 早く教えないと、このまま果ててしまいそうになる野上だった。
 彼は気分を紛らわすように会社のことを考え、大きく深呼吸をした。ここで終わってしまうと、野上さんって早いのね、と思われてしまいそうだったからである。
「あのね奈々、あそこを中心にしてお尻を回して?」
 奈々には、はっきりと聞こえた。
「これでいい?」
 色気のある尻が、ぐっと回り始めた。そのとき快感スポットをエラがこすったようである。「ん、ああぁ……」と声がして、彼女はぐいぐい尻を回している。
 だが、野上には教え残しがある。
「待って待って。大きく回すだけじゃだめだめ。あのね、小さい丸と大きな丸。ひらがなの、のっていう字をあそこで書くようにお尻を回してごらん」
 彼女の尻の動きはセクシーである。
「あぁ、これってすごく気持ちいいです。すごく気持ちいい……」
 一言教えただけで、奈々は覚えが良かった。野上は、回し方に関する続きをまだまだ教えたい。だがエロ可愛い声は大きく、車も揺れた。
「奈々、抜くからね」
「あっ、だめ」
 しかし野上は強引に抜いた。
「奈々、ここはやばいから、続きは花火大会の夜。ね?」
 奈々は、物足りなかった。
「ん、すごく気持ち良かったのに、やっぱりだめ?」
「ここは絶対にだめ。奈々のあそこは気持ちいいから、本音では俺も全部入れたかったんだよ」
 奈々は嬉しそうな反応をみせた。
「私のあそこ、気持ちいい?」
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