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愛DoLL☆美しき野獣
第32章 解けない魔法

真琴が、目を覚ましたのは、2日後の朝だった。
「…んっ…眩しい」
「…あ、真琴、起きたのね?」
「…お姉ちゃん…」
見ると、静が手を握っていた。
「気分はどう?」
「寝たから、かなりスッキリした」
「良かったわ」
「…お姉ちゃん、ずっと側にいて、手を握っててくれたの?」
「ええ、真琴の寝顔を見たくってね」
「…お姉ちゃん…そんなこと言われたら、何だか照れちゃうよ」
「まあ、可愛いこと言ってくれちゃって!!朝ごはん食べるわよね?」
「うん、もうお腹ペコペコ!!!!」
「フフッ、睡眠も食欲もあることは、良いことだわ!!!!」
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