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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第7章 いったい何が!?衝撃的な初エッチ
素の彼女はこんなにも可愛いのだから、甘えた姿はもっと可愛いと思う。
「イっていいよ。僕もイきそうだから」
「――や……っ」
潤んだ瞳を瞬かせながら、イヤイヤするように首を振る彩夏は、クラスメイトの男子に逝く姿を見せるのが恥ずかしいのだろう。恥らいに頬を染める、何とも女の子らしい表情にキュンとしてしまう。
真吾は彩夏を逝かせてあげたかった。ちょっとした偶然でなし崩し的に抱いているとはいえ、自分の欲望だけを発散させるだけなのは、真吾のアイデンティティに反する。
満足させるも甘えさせるも、同じ意味だと真吾は思った。だから彩夏を逝かせてあげたい――。
腰を抱く腕に力を込めて彩夏を抱き上げると、真吾は彩夏と対面座位になった。
同じ高さで彩夏と視線が絡み合う。
チラチラと揺れる彩夏の瞳を真吾は見つめながら、髪を掻き上げるように項から後頭部へと撫で上げる。サラサラとした彩夏の髪が指を滑るように流れて、心地良い感触が肌を撫でた。
「可愛いね委員長、恥ずかしいの?」
子供のような幼気な表情で、ツンと目を逸らす彩夏。思い置くように眉を顰めて、拗ねているようにしか見えない姿が何とも可愛らしい。
頭を抱き寄せてやると、彩夏はしな垂れ掛かるようにその身を真吾に預けた。自分が強引にさせたにせよ、彼女が甘えてくれているようで真吾はちょっとジンときた。
「僕はイって欲しいと思ってるんだから、恥ずかしがる必要なんてないのに」
胸に感じる彼女の重み……その重みを支えながら、柔らかな肢体を真吾は抱きしめる。
髪を優しく撫でつけてやると、素直に感じ入るのが恥ずかしいのか、困ったように顔を顰める彩夏。それでも大人しく撫で続けられている所を見ると、その手を心地良いとは感じてくれているのかなと、真吾は切なそうな笑みを浮かべた。
「ね?だから一緒にイこ」
彩夏の耳元で、真吾は甘く囁いた。
耳珠を口づけるような近さで囁かれる、まるで愛撫のような甘い響き。暖かい息と痺れるような声の響きに、思わずうっとりとしてしまう彩夏。
しかしこそばゆいのだろう。逃げようとする彩夏に、それを逃がすまいと追いかける唇が彼女の耳朶を食んだ。
「あん……っ!」
眦をキュッと細める彩夏の唇から切なげな吐息が漏れる。
真吾は耳朶を食みながら、優しく囁いた。
「イっていいよ。僕もイきそうだから」
「――や……っ」
潤んだ瞳を瞬かせながら、イヤイヤするように首を振る彩夏は、クラスメイトの男子に逝く姿を見せるのが恥ずかしいのだろう。恥らいに頬を染める、何とも女の子らしい表情にキュンとしてしまう。
真吾は彩夏を逝かせてあげたかった。ちょっとした偶然でなし崩し的に抱いているとはいえ、自分の欲望だけを発散させるだけなのは、真吾のアイデンティティに反する。
満足させるも甘えさせるも、同じ意味だと真吾は思った。だから彩夏を逝かせてあげたい――。
腰を抱く腕に力を込めて彩夏を抱き上げると、真吾は彩夏と対面座位になった。
同じ高さで彩夏と視線が絡み合う。
チラチラと揺れる彩夏の瞳を真吾は見つめながら、髪を掻き上げるように項から後頭部へと撫で上げる。サラサラとした彩夏の髪が指を滑るように流れて、心地良い感触が肌を撫でた。
「可愛いね委員長、恥ずかしいの?」
子供のような幼気な表情で、ツンと目を逸らす彩夏。思い置くように眉を顰めて、拗ねているようにしか見えない姿が何とも可愛らしい。
頭を抱き寄せてやると、彩夏はしな垂れ掛かるようにその身を真吾に預けた。自分が強引にさせたにせよ、彼女が甘えてくれているようで真吾はちょっとジンときた。
「僕はイって欲しいと思ってるんだから、恥ずかしがる必要なんてないのに」
胸に感じる彼女の重み……その重みを支えながら、柔らかな肢体を真吾は抱きしめる。
髪を優しく撫でつけてやると、素直に感じ入るのが恥ずかしいのか、困ったように顔を顰める彩夏。それでも大人しく撫で続けられている所を見ると、その手を心地良いとは感じてくれているのかなと、真吾は切なそうな笑みを浮かべた。
「ね?だから一緒にイこ」
彩夏の耳元で、真吾は甘く囁いた。
耳珠を口づけるような近さで囁かれる、まるで愛撫のような甘い響き。暖かい息と痺れるような声の響きに、思わずうっとりとしてしまう彩夏。
しかしこそばゆいのだろう。逃げようとする彩夏に、それを逃がすまいと追いかける唇が彼女の耳朶を食んだ。
「あん……っ!」
眦をキュッと細める彩夏の唇から切なげな吐息が漏れる。
真吾は耳朶を食みながら、優しく囁いた。