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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第11章 なんて朝だ
しかも三角形の三ツ星黒子って考えてみると、彩夏の太腿ではないのか。身体は彩夏の顔は愛って、どういう組み合わせ……。
考え込んでいると、何となくわかった気がした。
知ってる女性の生身の身体が彩夏しかいないから、身体だけ彩夏の愛が夢に出てきたという事ではないだろうか。最低かよ……自分の夢ながら呆れた。
「取り合えず下着を替えないと……」
時計を見ると、起床の予定時刻よりも30分ほど早かった。
気色が悪いし、どうせなら朝シャワーで身体も頭もさっぱりしよう。
下着と制服を手に取り、風呂のある一階へと真吾は向かった。
◇
脱衣所のドアを開けたらそこには、妹の|滝川美里《たきがわみさと》が立っていた。
洗面台の前で頭からバスタオルを被って、全身素っ裸。
胸はタオルで辛うじて隠れているが、下の方は――小さな尻が丸見えだ。
髪を拭いているのか、タオルでサイドの部分をゴシゴシと擦っていた。
「エッ……お|兄《にい》!?」
こちらを茫然と見ている美里。
妹の裸体を見るのは、美里が小学校3年生の時が最後だが――流石に中学2年ともなれば全体的に丸みを帯びて、女性的な体つきになっていた。
女の子って変われば変わるものだなぁなんて、思わず繁々と見てしまったのがマズかった。
美里の可愛い顔がみるみるうちに赤く染まっていき――。
バチーン!
美里の平手が真吾の頬に飛んできた。
眦を釣り上げ睨みつける美里は、少し涙目だった。
「いつまで見てるのよ!」
「ご……ごめん!」
真吾は廊下にすぐさま飛び出して、ドアを閉める。
兄妹なんだからそこまで気にしなくてもいいじゃないか。ビンタする程の事か!?
打たれた頬を押えながら、ドアに寄り掛かる。
真吾は、何て朝だ……と、思った。
考え込んでいると、何となくわかった気がした。
知ってる女性の生身の身体が彩夏しかいないから、身体だけ彩夏の愛が夢に出てきたという事ではないだろうか。最低かよ……自分の夢ながら呆れた。
「取り合えず下着を替えないと……」
時計を見ると、起床の予定時刻よりも30分ほど早かった。
気色が悪いし、どうせなら朝シャワーで身体も頭もさっぱりしよう。
下着と制服を手に取り、風呂のある一階へと真吾は向かった。
◇
脱衣所のドアを開けたらそこには、妹の|滝川美里《たきがわみさと》が立っていた。
洗面台の前で頭からバスタオルを被って、全身素っ裸。
胸はタオルで辛うじて隠れているが、下の方は――小さな尻が丸見えだ。
髪を拭いているのか、タオルでサイドの部分をゴシゴシと擦っていた。
「エッ……お|兄《にい》!?」
こちらを茫然と見ている美里。
妹の裸体を見るのは、美里が小学校3年生の時が最後だが――流石に中学2年ともなれば全体的に丸みを帯びて、女性的な体つきになっていた。
女の子って変われば変わるものだなぁなんて、思わず繁々と見てしまったのがマズかった。
美里の可愛い顔がみるみるうちに赤く染まっていき――。
バチーン!
美里の平手が真吾の頬に飛んできた。
眦を釣り上げ睨みつける美里は、少し涙目だった。
「いつまで見てるのよ!」
「ご……ごめん!」
真吾は廊下にすぐさま飛び出して、ドアを閉める。
兄妹なんだからそこまで気にしなくてもいいじゃないか。ビンタする程の事か!?
打たれた頬を押えながら、ドアに寄り掛かる。
真吾は、何て朝だ……と、思った。