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少女と男の奇妙な同居生活
第2章 はじまり

わたしは重い腰を上げ
汗と涙まみれの体で男の元へ歩み寄った。
男はわたしがそうすると分かっていたかのように笑った。
体を起こしてわたしを抱き締めた。
「いい子だな。
ほら、シャワー浴びておいで。
そこのドアを開けたらシャワールームがあるから。
タオルは用意してある。
服はないから裸で出ておいで」
「...裸は無理です。」
涙と鼻水で声が上手く出せない。
しかし裸はどうしても無理だ。
「だってその汚れた服はもう着られないだろ?
それに俺しかいないんだし。
我慢しなさい。」
...
「...」
もう疲れ果てていた。
返事もせずにシャワールームに入り
言われた通りに裸で出た。

