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少女と男の奇妙な同居生活
第2章 はじまり

タオルを巻いて部屋に戻ると
男はわたしを見て
おいでと優しく手招きする。

わたしが言う通りにすると
タオルを外した。

わたしは恥ずかしくて両手で体を覆ったけれど、
全ては隠しきれない。
真っ赤になって俯いていると
また抱き締められた。

慣れただけ、それだけなのに
なぜか安心感が植え付けられていた。
自然と体の力が抜ける。

男はそのままわたしをベッドへと置くと
わたしの両手を横に抑え付け、そして体をマジマジと眺め始めた。
恥ずかしくて心臓がドキドキと鳴る。
吐き気がする程の緊張と激しい動悸。

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