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身代わりの夜
第7章 初体験ベッド
「うああっ、梨華さんっ」

 啓太は眼を剥いた。

 胸の上に腰をおろした梨華は、両膝を立てて脚を拡げていく。
 柔らかな間接照明の中に、女の華が満開に咲いた。

 女性の秘密の部分が見たいと願ってはみたものの、まさか、これほど大胆に開陳してくれるとは思っていなかった。

「どう、見える?」

 梨華が恥ずかしそうに尋ねてきた。

 啓太は声もなく、何度も首を上下さす。
 瞬きをするのも惜しんで、美人秘書の最もプライベートな場所を凝視した。

 下腹部の秘毛は、そんなに濃くなかった。
 バスルームで眼にした時は、白い下腹に黒い毛叢が目立ったが、こうして近くで見ると、こじんまりと小判型に整った繊毛の間から、すべすべの地肌がうかがえるくらいだ。
 毛足も短い。

 そして、その下に開花した淫らな肉の華。

 縦長の亀裂の両側に、まったく毛が生えていない柔らかそうな肉が、なだらかに盛り上がる。
 白くすべらかな皮膚が、そこだけ淡い褐色にくすんでいた。


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