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身代わりの夜
第7章 初体験ベッド
(ああ、とうとう……)

 感激に心が震える。
 生まれて初めて味わう女体に、言葉もなかった。

「うぅんっ、串刺しにされちゃうみたい……はあああっ」

 蕩けそうな愉悦を伴って、ようやくペニス全体が埋まった瞬間――

 梨華の裸身がびくんっと跳ね上がった。

 膣ひだが強く弱く、肉棒に絡みついてくる。
 豊かな双乳が、たぷたぷと揺れる。

 股間をぴったりと密着させて、梨華はしばらくの間、瞳をかたく閉じ、小刻みに震える白い喉元をさらしていた。

 ややあって、口元に照れくさそうな笑みを浮かべて、啓太をにらんでくる。
 かすかに息を乱していた。

「もう、罪なオチン×ンね。入れただけで、わたしったら……
 奥に当たってるの、わかる?」

「わ、わかります。
 行きどまりまで入って、先っぽがコリコリしたところに当たって……
 くうっ、梨華さんのなか、うねうねしてます」

「ばか……そんなことまで言わなくていいの」

 梨華はぽっと目元を染めると、啓太を懲らしめるように、ゆっくりと腰を動かしはじめた。

 男の胸板に手をついて、前後にくねらす。
 ウェストを起点にした、しゃくり上げるような動作だった。
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