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身代わりの夜
第14章 熱愛目出し帽
「だめです。暴漢に襲われているですよ……
自分で誘うなんて、この女、よっぽど欲求不満なんだな」
後半は、わざと粗暴な口調で、あきれたように言う。
ニットマスクの下で、くんくんと鼻を鳴らす音がした。
「匂いもすごいや。チーズみたいな刺激臭をぷんぷんさせて」
「やあっ、恥ずかしい……」
たしかに蒸れた発酵臭が、亜沙子の鼻孔にも届いてくる。
山野辺が来る前にシャワーを浴びた。
今日一日の汗や分泌物はきちんと洗い落としたつもりだが、昂奮した秘花が発する匂いは、いかんともしがたかった。
生温かい吐息を感じたと思ったら、いきなり秘部にぬるりとしたものが触れた。
男の舌だった。
フェイスマスクをずり上げて、山野辺が恥部を舐めはじめたのだ。
「あっ、やめなさいっ……ひあああっ」
制止の声は、艶かしい嬌声へと変化する。
自分で誘うなんて、この女、よっぽど欲求不満なんだな」
後半は、わざと粗暴な口調で、あきれたように言う。
ニットマスクの下で、くんくんと鼻を鳴らす音がした。
「匂いもすごいや。チーズみたいな刺激臭をぷんぷんさせて」
「やあっ、恥ずかしい……」
たしかに蒸れた発酵臭が、亜沙子の鼻孔にも届いてくる。
山野辺が来る前にシャワーを浴びた。
今日一日の汗や分泌物はきちんと洗い落としたつもりだが、昂奮した秘花が発する匂いは、いかんともしがたかった。
生温かい吐息を感じたと思ったら、いきなり秘部にぬるりとしたものが触れた。
男の舌だった。
フェイスマスクをずり上げて、山野辺が恥部を舐めはじめたのだ。
「あっ、やめなさいっ……ひあああっ」
制止の声は、艶かしい嬌声へと変化する。