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身代わりの夜
第15章 これっきりラブホテル
「どう? 気持ちいい?」

「は、はい。こんなのはじめてで……
 ぼくも梨華さんを気持ちよくしてあげたい」

「いいの、じっとしてて」

 梨華自身、こんな愛撫をするのははじめてである。
 考えてみると、他の誰ともやったことのない行為を、啓太とはずいぶんとやった。
 経験を積ませているつもりが、自分の経験値を高めていたのかもしれない。

 ペニスの根元に乳房を降ろした。
 先端が顎に届きそうになる。
 舌を伸ばして、まるまると膨らんだ亀頭を、ねちねちと舐めまわしてやった。

「くあああっ」

「くすっ……オチン×ンがぴくんって震えたわよ」

「だ、だって……ああ、いやらしすぎるよ」

 乳房の張りと大きさには自信があった。
 形だって誰にも負けないつもりだ。
 大きいけど微塵も垂れていない、ツンと上向きのおっぱい。
 男たちの視線を釘付けにしてきた胸である。

 それを惜しげもなく使って、大胆に肉棒愛撫をつづける。

 股間がどんどん疼いてくる。
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