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身代わりの夜
第19章 最愛美人上司
 眼が合った。

 汗と涙と涎にまみれた亜沙子の顔は、とてつもなくいやらしかった。
 いやらしくて、美しかった。
 最高に美しかった。

「亜沙子さんっ……好きです……
 すごく、すごく好きですっ」

「ああ、啓太……わたしも……わたしも啓太が好きっ……
 こんなにいやらしい女だけど、大好きなのっ……
 ひぃんっ、だめ……もう、もうイッちゃうっ」

 見つめ合ったまま、肉棒を抽送する。

 肉悦の終着点は目の前だ。
 もっともっとつづけたかったが、睾丸の中で精液が煮立っている。
 どんなに肛門を締めつけても、抑えられそうになかった。

「ぼくも……だ、出します……」

「きてっ……なかに出してっ」

 膝をつき、亜沙子の裸身をカーペットに降ろす。

 いつの間にか、窓際をだいぶ離れていた。
 片時も休むことなく、腰を振りたくった。

 最後の瞬間に向かって、全力で突いた。
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