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身代わりの夜
第3章 かんちがい口唇奉仕

「くっ……か、課長の舌が、うねうねして……ぼくのを……」
亜沙子の唾液をまぶされた亀頭部は、天井の灯りを反射して、てらてらと濡れ光り出す。
(でも、亜沙子さんがこうしてるのは、ぼくじゃなくて……)
亜沙子が今、淫らな奉仕しているつもりになっているのは、啓太の同僚なのだ。
山野辺のペニスだと信じて、夢中で舐めまわしている。
優しく包み込むような指のマッサージも、愛情のこもった舌先の愛撫も、実は自分に向けられたものではないと思うと、胸が張り裂けそうだった。
だが心とは別に、亜沙子の舌が敏感な裏スジをなぞれば、怒張はビクビクとうれしげに脈動してしまう。

