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身代わりの夜
第3章 かんちがい口唇奉仕
びくっと、亜沙子の肩が慄いた。
 啓太は畳みかける。

「貴野課長が、こんなにいやらしい女性だったんなんて……幻滅です」

 淫らな行為を山野辺にしているつもりの亜沙子が腹立たしくなって、ついきつい言葉を投げかけた。

 怜悧な美貌が歪む。
 長い睫毛が震え、瞳がうるみだすのがわかった。

「だって、だって……」

 切れ長の目尻から透明な涙がひと筋、赧く火照った頬を伝った。

「ご、ごめん……うう、いやらしい女で、ごめんね……」

 ひっくひっく、と泣きだした上司に、さすがに言い過ぎたかと啓太はあわてた。

「あ、あの……課長?」

「もう、やだ……ねえ、そんなに嫌わないでよぉ」


 
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