この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第20章 はじめての肛虐
 諏訪の指はゆるやかな螺旋を描いて、肛門の周囲を何度も廻った。
 尻穴の皺ひだひとつひとつにまでクリームを塗りつけるように、指先でなぞられる。

 ぬるっとしたクリームの感触が、こそばゆい。
 思わず、括約筋をひくひくさせてしまう。

「ふふ。イソグンチャクみたいだな」

「ああっ、もう……」

「もう、なんだ。入れて欲しいのか?」

 さすがに、女の口からそんなことは言えなかった。

 美貴がためらっていると、男の指が皺穴の中央を圧迫してきた。
 じんわりと力が加わってくる。

「ううン、ふぅン……」

 鼻をすするような声が漏れる。

(ああ、龍彦さんの指が入っちゃうッ)

 クリームで滑りやすくなった指先は、さしたる痛みもなく、体内に侵入した。

「はああああっ」

 甘い痺れが背筋を這い上がった。

 沼田に挿入された時とは全然違う。
 便が漏れそうなのを我慢するのにも似た感じが、切ない想いを増幅させる。


/369ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ