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（こ、こんなモノを、口に咥えなくちゃいけないなんて……）



　奉仕する相手は、仕事で毎日顔を合わせなくてはならない直属の部下である。
　来週からどんな顔をして会社に行けばいいのだろう。

　沢村美貴は素っ裸に近い姿だった。
　ビキニショーツでかろうじて股間は覆われているものの、スカートもブラウスもブラも脱がされた格好。
　スレンダーな身体から豊かに盛り上がる美乳も、部下の視線にさらされると、やたらと恥ずかしい。

　せめて薄紅色の頂きだけでも隠したいのに、両腕は後ろ手に拘束されている。

（でも、やらないと……早く終わらせないと、大変なことになっちゃうっ）

　美貌の建築デザイナーは凛々しい眉を悲痛に歪める。

　さきほどからの美貴の動作が緩慢なのは、下腹部を襲う痛烈な尿意のせいだった。