この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第1章 恥辱のはじまり
(そんなこと、言えるわけないでしょ!)
美貴は胸底で毒づいた。どこまで卑劣で醜悪な男なのか。
女性上司が恥ずかしいお願いをせざるをえない状況を楽しんでいるのだ。
だが、すでに下腹部には鈍い痛みが生じていた。ぐずぐずしてはいられない。
「わかった。やるわ。そのかわり、シャツだけは脱いでちょうだい」
今のままだとシャツでブリーフが半分くらい隠れ、口だけでは脱がしにくい。
「上司のサポートは部下の役目。課長が少しでもやりやすいようにしましょう」
沼田はワイシャツとアンダーシャツを脱いだ。
腹の出た肥満体があらわになる。
何かの病気なのかと思うほど肌が黒く、胸にも腹にも不快感を誘う剛毛がびっしり生えていた。
ブリーフと靴下だけの裸になった沼田は、さもうれしそうに、
「課長とお揃いの格好だ。あ、後ろ手が違ってたか。じゃあ、それもお揃いで」
と、両手を後ろに組んで、身体を反らせた。
「では、お願いします」
美貴は胸底で毒づいた。どこまで卑劣で醜悪な男なのか。
女性上司が恥ずかしいお願いをせざるをえない状況を楽しんでいるのだ。
だが、すでに下腹部には鈍い痛みが生じていた。ぐずぐずしてはいられない。
「わかった。やるわ。そのかわり、シャツだけは脱いでちょうだい」
今のままだとシャツでブリーフが半分くらい隠れ、口だけでは脱がしにくい。
「上司のサポートは部下の役目。課長が少しでもやりやすいようにしましょう」
沼田はワイシャツとアンダーシャツを脱いだ。
腹の出た肥満体があらわになる。
何かの病気なのかと思うほど肌が黒く、胸にも腹にも不快感を誘う剛毛がびっしり生えていた。
ブリーフと靴下だけの裸になった沼田は、さもうれしそうに、
「課長とお揃いの格好だ。あ、後ろ手が違ってたか。じゃあ、それもお揃いで」
と、両手を後ろに組んで、身体を反らせた。
「では、お願いします」