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牝獣の哭く夜
第7章 彼女の靴下
 美人課長の息づかいは、すでに荒かった。

 沼田の手のひらの下で、素肌はしっとりと汗ばんでいる。

 牝の芳香がいっそう濃くなった。

 乳首も硬く尖って、さらなる刺激を求めているようだった。

「いやあ、沢村課長が悶える姿は、実にいやらしいですなあ。これじゃあ、あの諏訪部長もいちころで参るはずだ」

「片桐専務。このいやらしいオッパイ、舐めてもいいですか?」

「む。わたしより先に舐めようとは、けしからん男だねえ」

 片桐は卑猥に笑って、両手で美貴のバストをギュッと掴んだ。

 根元から握られた乳房は、空気を入れすぎた風船のようにパンパンに膨らみ、白い乳肌にうっすらと静脈が浮いた。

 乳輪まで、ぷっくりと突き出す。

 気品ある乳房は、たちまち淫らで物欲しげな肉塊となりはてた。

「いやああっ、やめてええっ!」

 ただでさえ敏感になった乳首は、むぎゅりと搾り出されて、極限まで尖った。

 薄いピンクだった色も、充血して赤く腫上ったような色に変わる。

 針で刺すと血が吹き出しそうだった。


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