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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第1章 背徳の週末

週末の夜、タツヤとミキは駅前にそびえるシティホテルの高層階に部屋を取った。
部屋を淡く照らす白熱球の明かりと、大きな窓に煌めく街の夜景が逢瀬の雰囲気を醸し出している。
にもかかわらず、二人の間には奇妙な緊張感がただよっていた。
先にシャワーを浴びたミキは、窓際にあるキングサイズのベッドの端に俯いて座っていた。
小柄な身体に薄手の白いバスローブ、濡れた栗色の髪先が胸元の大きな膨らみを隠すように垂れている。
丸く大きな瞳は背徳感のせいだろうか、ジッと足元のベージュのカーペットを見つめ、動かない。
わたし……これから―――――
本当にこれでいいの?迷いを断つように唇を噛む。
そんなミキの前を、タツヤはウロウロと落ち着きなく歩きまわり、ずっと望んでいた“その時”が来るのを待っていた。
自分以外の男が愛する妻のミキを抱く。愛するミキが他の男に抱かれる。
常軌を逸した禁断の行為――――――人はそれを「寝取らせ」と呼ぶ。

