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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第3章 あの日②敗北


 あの日以来、夜の営みはしていない。
別にお互い精力旺盛というわけではないけれど、大学時代に付き合ってから今まで、これほど間隔を空けたことはなかった。
だからだろうか―――これほど快感を感じてしまうのは。
それとも――――

 指先を曲げ、膣の中の壁を擦る。蕩けるような刺激。
「あっ――そこ」ハァハァと吐息が漏れる唇を噛む。
乳首を摘む指にも力が入る。
「だめ……だめよ」罪悪感に耐えるように身を屈めると卑猥なY子の姿が頭に浮かぶ。

 私は違う……私はあんなことしない―――
タツヤの前で?タツヤ以外の男(ひと)と?
私……そんなにやらしい女じゃない。
でも……もし―――もしY子のように夫以外の男と肌をあわせたら私も―――

 罪を煽るように波がうねりだす。官能的な絶頂の波―――

 「あっ、いく……いっちゃう」

 指先がミキの中で激しくうねり、グチャグチャと音を立てる。乳房に指を食い込ませ自分で揉みしだく。
もっと激しく、もっと乱暴に――欲しいのと身体が疼く。

「だめ、いくっ――」思わず溢れた大きな声。
その刹那、ミキの身体がビクンと跳ね、何度も何度も肩を震わせた。

 「わたし……最低」静まりかえった食卓にミキの小さな声。

 絶頂の後に残ったのは快感の余韻ではなく罪悪感。
もしかして私、すごくやらしい女かも――いや、違う。
タツヤが悪い……タツヤのせい――私は悪くない。

 そうよ、私は悪くない――――絶対
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