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逆転満塁ホームラン!
第15章 幼馴染みの絆

『おー!八木、初級から振っていきました!惜しくもバットには当たりませんでしたが積極的にいっています!』

『これは監督の指示でしょうね。』


『あ、やはり村田さんもそう思いますか?』

『多分ね。あの監督は、高校野球の監督もしてた事有りますし、泣いても笑っても最後にしてこい。ってな具合で選手たちに伝えてると思いますよ。』

さすが村田さんは、プロ時代に監督と戦った経験が豊富なのも有りよく分かってくれてる。

確かにウチの監督は頭脳プレーも大好きだし得意だけれど、ここぞという場面では選手に全てを一任する男らしさもあるのだ。

ピッチングコーチもバッティングコーチも皆、監督を信頼している。そんな監督が信頼する選手達のすることなんだから──それこそ泣いても笑っても最後だ、という腹の具合なんだろう。

何故か涙が出そうになるのをグッと堪えた。


スコアがツーストライク・ワンボールになった時、八木君のバットに……阪神の抑え守護神と言われる岩崎の投げたボールが見事に当たった。

『八木が!!打ちました!!』

『ボールは右中間を超えて地面に落ちます!これで悠々と八木は二塁に走り込み、ツーベースヒットとなりました!!』


『八木って打率そんなに良くなかったですよね?』

『はい、そうなんです村田さん!八木の今シーズンの打率は二割四分とイマイチだったのですが…まさか先頭打者にしてイキナリ試合の方向を決める球を打ってしまうなんて!!!』


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