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逆転満塁ホームラン!
第16章 幻のヒーローインタビュー

思わず、後ろに倒れてしまいそうになるのを踏ん張ってテレビを見つめた。

言い切ったぜ!という達成感丸出しの顔をしてる天草と、その隣で笑っている柳くん。


「ど、どういう事ですか?!」

と慌てふためくアナウンサーにマイクを返した彼は、その直後に後ろから内海さんに掛けられた冷水によってユニフォーム事ビチョビチョに濡れてしまっていた。


かなり白熱した試合を展開していたのに、球場のボルテージや歓声は今日1番だろう。

柳くんが抑えた時よりも、天草がホームランを打った時よりも……ファンの人達の声や拍手が沢山聞こえる。


慌てふためいていそうなカメラマンやその他アナウンサーに配慮するかの様に、柳くんが許可を貰って球団スタッフからマイクを貰うと、いつものあの笑顔でカメラに目を向ける。

「柳さんっ、これは……これはどういうことなんですか?!」


「天草も男になったって事っすよ。」

「──でも、吉瀬ちゃあん。よーく考えないとダメだべ?こいつの嫁は大変だからな。」

まるでルパンの様な間抜けな声で、そんな事を言われると……私までもが顔を赤くして失神してしまいそう。

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