この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイドストーリー9
第5章 横浜ホールディング
「わ~チコちゃん可愛いね!」

経管の8月の中旬はいつも忙しくて
毎年お祭りや花火大会はあきらめている。

それなのに昨日になって急に休みが取れたと野口さんから連絡が来て
久しぶりに楠の家で集まろうぜ!と言ってきた。

楠さんの奥さんの花ちゃんは料理上手で
「料理は全部任せて!だから浴衣着て来てね」
と言ってくれた。

楠さんのマンションは10階で丁度横浜湾が見渡せる場所だからだ。

デートを何回しても浴衣姿で野口さんと会うのは初めてで
ドキドキする。

でも、野口さんも浴衣姿で
「野口さんもかっこいい」
野口さんの浴衣を見るのも初めてだ。

「楠が着て来いって言うから」
なんて照れてたけど
わ~似合う!

いつもスーツ姿で忙しく仕事をして。
そんな野口さんの浴衣姿を見れるのは私だけなんだなぁ~と思ったら
すごく嬉しくて。

「野口さん大好き」
素直に言葉に出ていた。

「やめる?」
「え?」
「楠に行かれなくなったって言おうか?」

「もうっ」

野口さんのそんな言葉にくすくす笑って。

今日は初めて野口さんと花火を見に行きます。

END***


/99ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ