この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイドストーリー9
第1章 素肌のままで
神戸に来て、一緒に生活するとほんの些細なことがお互いに気になったりすることがある。

ケンカまではいかないけど、主張をしあうことはある。
でもまぁ、人生初めての同棲はまずまず上手くいっていると言っていい。

なんて、満足げに夕飯を作っていたら、ふとあることに気が付いた。

ケンカしないんじゃない———

ケンカにならないように三浦さんがいつも先に上手く譲ってる?

そう考えだしたら、ここ数か月の三浦さんの言動を次々と思い出した。

夕飯を作る手を止め、テレビを消してソファーに座り込む。
う〜ん。考えれば考えるほど、三浦さんが上手く
私が嫌な気持ちにならないように立ちまわっている・・・

「ただいまー」
何時間考えていたのか、三浦さんが帰って来ちゃった。
まずい!夕飯の用意が途中だ!

「あれ?まみちゃん?まみちゃんおる?」

電気もついていない部屋にびっくりしたようで
バタバタと玄関から入ってきた。

「お帰りなさい」

真っ暗な中でソファーに座り込む私にさらにびっくりしたようで

「なんかあったん?」

と、電気をつけて隣に座り込んだ。

「う〜ん。あったというか、気が付いたというか・・・」
「な、何に?」

「三浦さんとケンカしないな〜と」

/99ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ