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サイドストーリー9
第7章 花火大会☆リクエスト
翌日、疲れを取って夕方近くに森川の実家に行けば
明日香と啓はすでに来ていて浴衣姿だった。
「わ!明日香可愛い!」
「紗江子ちゃんのもあるよ」
「え!」
「ツカサ君が、今年は紗江子ちゃんと花火大会に行きそびれたから、みんなでやろうって。
サプライズでしたいから悪いけど紗江子ちゃんの浴衣も用意してほしいって
昨日連絡してきたんだよ」
え・・・・
「俺には花火を買っとけって言いつけやがった」
「言いつけたなんて人聞き悪いな。兄貴」
「ま、いいけどね」
「兄貴も明日香さんもありがとう。紗江子さん着替えておいでよ。
手持ち花火だけど、みんなでやろう」
「あら、花火?いいじゃない」
森川のお義母さんたちも家から出てきた
「ツカサの案?」
「買ってきたのは俺ですけどね!」
いつものようにみんなで啓をいじって笑って。
みんなで花火をした。
「はい。これで最後。みんな1つづつ持って」
と啓がみんなに線香花火を渡した。
「今年は忙しくてごめん」
ツカサと二人並んでジーッと小さな音がする線香花火を眺めながらツカサがそう言った。
「ううん。みんなでする花火のほうが幸せ」
ツカサと結婚してよかった。
「ツカサ、だ~いすき」
「俺も。どんな花火よりもきれいな紗江子さんが大好き」
周りのみんなに聞こえないように小さく小さく愛をつぶやいた。
END****
明日香と啓はすでに来ていて浴衣姿だった。
「わ!明日香可愛い!」
「紗江子ちゃんのもあるよ」
「え!」
「ツカサ君が、今年は紗江子ちゃんと花火大会に行きそびれたから、みんなでやろうって。
サプライズでしたいから悪いけど紗江子ちゃんの浴衣も用意してほしいって
昨日連絡してきたんだよ」
え・・・・
「俺には花火を買っとけって言いつけやがった」
「言いつけたなんて人聞き悪いな。兄貴」
「ま、いいけどね」
「兄貴も明日香さんもありがとう。紗江子さん着替えておいでよ。
手持ち花火だけど、みんなでやろう」
「あら、花火?いいじゃない」
森川のお義母さんたちも家から出てきた
「ツカサの案?」
「買ってきたのは俺ですけどね!」
いつものようにみんなで啓をいじって笑って。
みんなで花火をした。
「はい。これで最後。みんな1つづつ持って」
と啓がみんなに線香花火を渡した。
「今年は忙しくてごめん」
ツカサと二人並んでジーッと小さな音がする線香花火を眺めながらツカサがそう言った。
「ううん。みんなでする花火のほうが幸せ」
ツカサと結婚してよかった。
「ツカサ、だ~いすき」
「俺も。どんな花火よりもきれいな紗江子さんが大好き」
周りのみんなに聞こえないように小さく小さく愛をつぶやいた。
END****