この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー9
第13章 約束のピンキーリング
「篠塚くん!」
「中村。この前はありがとうな」
「ううん。とっても素敵な式だった!」
先月同期の篠塚くんの結婚式だった。
「片桐くんにも久しぶりに会えたし」
「あぁ、あいつもあっちで頑張ってるよな」
「篠塚、中村!」
「珍しっ。こんなに同期が廊下で会うなんてめったにないよね」
石島くんもたまたま通りかかった。
「篠塚、素敵な式だったよ」
「石島もありがとうな」
「奥さんもきれいだったよね~。私達より4つも下なのよねぇ」
「中村・・・お前今の彼氏と結婚するつもり?」
「今フリーだもん」
「はぁ?また別れたのかよ」
「またって何よ」
「まただろ?」
「うるさいな!」
「お前、仕事忙し過ぎだろ?」
「・・・」
「中村よっぽど俺達よりデカイ仕事やってんじゃない?」
これは、篠塚くんと石島くんが私をからかう常套句になってる。
私の仕事が忙し過ぎて彼氏にフラれるからだ。
「中村。この前はありがとうな」
「ううん。とっても素敵な式だった!」
先月同期の篠塚くんの結婚式だった。
「片桐くんにも久しぶりに会えたし」
「あぁ、あいつもあっちで頑張ってるよな」
「篠塚、中村!」
「珍しっ。こんなに同期が廊下で会うなんてめったにないよね」
石島くんもたまたま通りかかった。
「篠塚、素敵な式だったよ」
「石島もありがとうな」
「奥さんもきれいだったよね~。私達より4つも下なのよねぇ」
「中村・・・お前今の彼氏と結婚するつもり?」
「今フリーだもん」
「はぁ?また別れたのかよ」
「またって何よ」
「まただろ?」
「うるさいな!」
「お前、仕事忙し過ぎだろ?」
「・・・」
「中村よっぽど俺達よりデカイ仕事やってんじゃない?」
これは、篠塚くんと石島くんが私をからかう常套句になってる。
私の仕事が忙し過ぎて彼氏にフラれるからだ。