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サイドストーリー9
第23章 キミの体温 ボクの吐息②
月曜日の午前。
会議室への移動中、廊下を歩いていたら向こうから新田くんが足早にやってきた。
経管のメンバーはいつも急いでる。

「あ、白石!」

やっと見つけた。とばかりにニヤッと笑う。

忙しくて平日はなかなか会えない新田くんとは週末にしかゆっくり話せない。

「16日!空いてる?」
「16日?」

水曜日?だけど?

「何かあるの?」
「空けといて。8時にエントランスで大丈夫?」
「うん・・・」

8時なんかに経管が終わるの?

「悪い。8時までどこかで時間つぶしておいて」
「いいよ。私も丁度片付けなきゃいけない仕事があるから」
「絶対空けといて!」

それだけ言うと、すぐに隣に居た加賀くんと仕事の話に戻った。

16日?何かあったっけ?
新田くんの誕生日でもないし、私の誕生日でもない。
記念日でも・・・ないし。
何だろう?

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