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先生と生徒~15年待った分……
第3章 彼氏(仮)と彼女の関係
~彩音side~

翌日~

昨夜は帰宅してからいつの間にか眠りについてしまっていた彩音

……夢…だったかな??

だとしたらあまりにもすごい夢だったな…



''ピコピコ''


ん?こんな朝早くLINE、誰……?


画面には


【五十嵐先生】



………夢じゃなかったんだ


LINEを開いて眠気がふっとんだ。

先生からのLINEが38件もたまっていたのだ。

久しぶりに会えて嬉しかったとか、返事は本当に急がなくていいよとかから始まって、途中からは大丈夫?ばかりになり、ブロックされてるのかという心配まで発展していた。



(大変!!!寝てて全然気づかなかった!ブロックしてないし、昨日のこと迷惑にも思ってないんだけど……でもちょっと今返すひまないから電車乗るまで待ってぇーー!!)


いつも通りの時間に起きたのになんだか気持ちが焦ってバタバタ出勤準備。
結果、いつもより1本早い電車に乗れた。



''先生、おはようございます^ ^
たくさんLINEをもらっていたのに気づかなくてごめんなさい!!なんだかとっても昨日は目まぐるしい1日で、あたしのちっちゃい脳みそはパンク寸前で…。いつの間にか寝てしまっていました。今から出勤です。先生もお仕事ですよね?頑張りましょう~!!''
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