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第6章 そして特別な夜

『…ねぇ…その声、まぢ興奮する。』



『こぉだっ…い…早く…はぁっ…んっ

触ってぇ…ぁっ…ん…』



『どこ触ってほしい？…』



内腿やパンツの上から

ギリギリを攻めながら

私の言葉を待つ広大。



恥ずかしくても触れてほしい

気持ちが勝る。



『ふぁぁっ…おま…○こ…触ってぇ…』



『ふふっ…やらしいこと言って…変態…』



『…やぁ…いじわ…ぁっ…るぅ…』



広大は私が好む言葉攻めをしてくる…

だからキスをする前から

濡れてしまってるときもあるくらい

声も言葉も…全てが愛しい。




『っ…き』



『なに？』



『すき…』



『…』




言葉が返ってこず不安で広大を

見つめてみる。

なにか切ない顔をしてる気がして



『広大…？』



『そんなん言われたら…

俺…お前のこと諦めらんなくなる…』



『…ごめん…私が弱いせいで…

でもね…もう私も止められないの。

先生のくせに生徒を好きになるような

我が儘でダメな女だけど…

諦めないで抱き締めてほしいの…』



『…当たり前だろ…

高校生の男なめんなよ。』



そう言うとまた見つめ合い

確かめ合うように笑顔をかわすと

おでこをくつける。

鼻をくつける。

照れ臭くて二人で笑う。

そして口づけ合う…