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美女の危ない立回り
第3章 始まりの夏
東田「ふぅー、ユウカちゃん、最高やったわ」
ユウカ「ハァ・・・ハァ・・・」
東田は両脚がピタリと閉じられて仰向けになっているユウカの腹部に付いた精液をティッシュで拭き上げていた。
東田「上品な顔に似合わずめっちゃエロいカラダやなぁ、めっちゃエロい声出すし」
ユウカ「ハァ・・・ハァ・・・バイトの、皆さんには・・・内緒に、してくれますか?」
東田「・・・?」
呼吸を整えながら話すユウカの横で、東田はその言葉の意味を理解できずにいた。
今日の事をバラされて困るのは東田の方であった。
ホテルに無理矢理連れ込んでセックスまでしてしまったのだから。
東田はある解釈を思い浮かべた。
先程の情事に耽っていた時のユウカは女子目線で見るとかなりの恥態を晒していたという見方ができるかもしれなかった。
ユウカは東田が今までの女性経験で見た事がない量の体液を股間から吹き出させていたし、ラストにかけての乱れ方は普段の彼女の上品なイメージからするとかなり色めかしい姿になっていた。
男に取ってはどちらもより興奮する材料だが、この年齢の彼女にとっては想像以上の恥ずかしさがあるかもしれなかった。
しかし、冷静な今の状態で深考すると男の願望が導き出した身勝手な解釈に思えてならなかった。
東田はユウカの気持ちを探る事にした。
ユウカは薄い掛け布団で身体を隠しながらベッドのすぐ横の床に脱ぎ捨てられている下着に手を伸ばしているところであった。
東田「でも、みんながユウカちゃんがこんな感じのコやなんて知ったら驚くやろな」
ユウカ「もうっ、いじわるっ・・言わないで下さい」
手にした下着を布団の中で着ながら彼女は少しだけ冗談っぽく怒った感じで答える。
東田「こんな濡れる子、見たことあれへん」
ユウカ「・・・・・」
返答がないと言うことはその部分は冗談で済ませられる問題ではないということだろうか。
彼女に取っては本来付き合ってもいない男に絶対晒してはならない部分だと言うことなのかもしれなかった。
もうすでに彼女はブラジャーまで素早く身に付けてショートパンツに脚を通し始めているところであった。
もうこんな話題はすぐにやめてしまいたいという感じであった。
東田もこれ以上この話題を引っ張るのを諦めて退出の準備に取り掛かり始めた。