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美女の危ない立回り
第2章 危ない立ち回り(大学3年の夏)
サトルは思った。この人は確かにそこにいるだけで場が華やかになる。
真ん中のテーブルは完全に出来上がっていてユウカが不在でも誰も気がついていないようであった。

ユウカ「ねぇ、サトルくんって芸能人の誰かに似てるって言われない?」

真円の黒い大きな瞳に覗き込むようにじっと見つめられてサトルは思わずドキッとしてしまう。

サトル「え、えーと。もしかして○○○○ですか?」

ユウカ「そうそう!○○○○!やっぱり言われるんだ」

サトル「たまに言われますね。自分ではよく分からないですけど」

ユウカ「うん、目元が似てる」

ユウカ「私は?」

サトル「ユウカ先輩ですか。うーん、誰だろ。誰かに似てるって言われます?」

ユウカ「ふふっ・・・全然言われないんだ」

サトル「そうですよね。あんまり芸能人にいなさそうですよね」

ユウカ「しいて。強いて言えば?」

サトル「え、えーと」

ユウカは肩をサトルの方に向いて、顔をぐいっと近づけて「・・よく、見て・・?」と色っぽい表情で囁いた。

目の前で見るユウカのあまりの美貌にサトルはつい目を反らしてしまった。

サトル「あ、その、えーと・・・」

マキ「ちょっとー?ユウカ何やってるの?」

ユウカ「ふふっ・・・サトルくんがカワイくて」

マキ「サトルくん、ユウカ今日はめっちゃ飲んでて酔っぱらい状態だから適当に流してあげてね」

ユウカ「マキより酔っぱらいじゃありませんー」

ふわふわしているから、酔っているんだろうなとはサトルも思っていた。

マキ「ダメだよーサトルくん今アツアツなんだから誘惑しちゃ~」

そういってマキはトイレへ行くため廊下へ出ていった。

ユウカ「へえ~、そうだったんだ」

ユウカが大きな目を見開いてリアクションを取る。その目で数秒サトルをじっと見つめた後、いたずらっ子のような表情に変わりサトルに質問責めが始まった。

「彼女とは仲良い?」

「そ、そうですね、仲はまあ良い方だと思います」

「それはいいね。付き合ってどれくらいなの?」

「丁度4ヶ月位ですね」

先輩からの質問責めに後輩としては素直に答えていく。
興味を少しでも持ってくれているような気がしてサトルとしては悪い気はしなかった。
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