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第1章 第一章

黒いレースの下着。

子どもっぽい下着しかもってないなぁと
タンスを眺めながら思う。その中では割と
冒険した方だと思う。

黒のレースのついた下着。買ったはいいものの
これを干している姿を家族に見られるのは
恥ずかし過ぎる。


そんな大胆な下着が今晒されている。
こんなにまじまじと。

「はー…っ…はーっ……ぅ…ぁ…」

息が苦しい。
胸が苦しい。
恥ずかしさで頬は紅潮し

それでも苦しいだけでない。
恥ずかしいだけでない。

「ドキドキしているね。恥ずかしいね、でも
それだけではない。」

びくっと私の体が跳ねる。

「今、反応して湿ってたらヤバいよね？」