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第35章 誓約

「今の所はこんなものか？」


　坂本が言った。
　『愛』は濃密で激しいが、待遇面ではかなり優遇されている。
　特に子供達のために、土日祝はない！　これはかなりのアドバンテージであった。


　まず汚臭愛が、サインをする。
　名前は奈緒子の名を借りた。


「元々は一つだから」


　汚臭愛が笑う。
　坂本はそうだなと、頷いた。
　次に坂本がサインをして、女に見せる。


「これは俺とお前の約束だ。コピーをして後日にでも渡す」


　坂本が書類を預かる。
　汚臭愛は「お願いします」と、頭を下げた。


「さてと汚臭愛、もう少し遊ぶか」
「はい、ご主人様！　よろしかったら……立ちバックしたいです」


　汚臭愛がお強請りをした。
　坂本はベッドにいるエロ女を、呼び寄せる。
　デカい尻を坂本に向ける。


「失礼しますね！　お尻をご主人様にお向けして」


　汚臭愛が笑った。
　まるで違う人格の女がそこにいる錯覚におちるくらいにできた気づかいに坂本は、「構わんを許す」と満足に言う。


　汚臭愛を一度股に座らせる。
　そこで密穴に徴を嵌め込む。


「あん、あん、あん！」


　艶っぽい喘ぎが耳に入る。
　素晴らしい、声で坂本はやる気満々だ。
　嵌め込むと同時に、まずはバックから嵌めまくる。


「あっ！　あっ！　ああぁ！」


　甘い喘ぎ声を聞きながら、いきなり坂本が立ち上がり出した。
　坂本が眠るベッドはかなり硬く作られている。
　柔らかいベッドが嫌いなのだ。


「あん！　あん！　付いていきます！」


　汚臭愛も膝を立たせて、身体を起こし始める。
　ベッドの硬さは、二人の重さにもビクリともしなかった。