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官能的大恋愛
第14章 大切にしたい触覚
「…トシコッチ?…」

「うん…」

訳もなく名前を呼ばれて、ナガタッチの顔をジッと見る。

「こんな俺だけど、これからもよろしくね?」

「ナガタッチ…好きだよ」

「うん…」

堪らなく甘えた顔をしてやった。

「俺を尊敬だなんて、トシコッチにそう言われて…俺の生き方なんかで、そう思ってくれる人が居るんだなぁって…俺にとって大きな自信に繋がったよ…だから、ありがとう」

私とナガタッチは、吸い寄せられるようにソフトキスをした。

…チュッ…

「私にとったら、あなたはとても偉大なる人…だって、人にはなかなか言えないでいた事が、あなたには言えたんだもの。理解してくれるだけじゃなくて…必要な事をたくさん教えてくれて…私こそあなたの存在が、私の今の自信に繋がってる…だから、ありがとう」

…チュッ…

伝えたい事は、まだ他にもたくさんある。

だけど、こういう時にはなかなかうまく言葉が見つからなくて、いつもなら強がってしまうんだけど。

そういうの…本当は凄く疲れるのも、過去の出来事で分かってるんだぁ。

でもね、やっとやっと自分が素直でいると、幸せな気持ちで居られるような気がする事を、あなたとこうして繋がっていて、分かってきたの。

第5感覚器官、「触覚」。

あなたと触れ合って、自分の事が分かってきた気がする。

この感覚を大切にしなきゃいけない。

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