この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
官能的大恋愛
第19章 素直にI'm sorryキスをしたくて
まったりと二人で、ベッドへと横たわる。

ナガタッチの広い胸に、私は頬を寄せながら細々と小さな声で伝えた。

「ナガタッチ…ごめんね」

「どうしたの、急に」

「ナガタッチが嫉妬しちゃう前に、実は私の方が先に嫉妬してたの。勝手に不安になっちゃって、ナガタッチの愛情の深さを知りたくなって、試すような事ばかりしてたんだぁ」

「試してたの?全然気が付かなかったよ」

ナガタッチは、あっさり笑って答えた。

「中華料理屋でね、他の女の人とも食事に行っただなんて聞いて、私はナガタッチに愛されてるっていう、自信を砕かれた感じがして、凄くショックだったの…」

「やっぱりその日か。絶対様子がおかしいって思ってたもん。自信持っていてくれていいよ。何よりも一番。誰よりも特別。俺が愛してるのは、トシコッチただ一人だよ」

ナガタッチ…好きぃ!!!

私はギュッと、しがみついた。

「信じていい?」

上目遣いで聞くと、

「いいよ…けどね、トシコッチには一言だけモノ申すよ?…愛されてる事も、愛すべき相手にも、素直に気持ちは告げる事。大丈夫、心配はいらない、俺はいつでもトシコッチの味方だからね?」

「…うん」

そんな優しい言葉に、涙がポロリと落ちた。

「だけど強がりなトシコッチは、素直になる
一歩が、なかなか踏み出せないんだよね?」

そうなの!そうなの!

プライドがガチガチに固まってるから、砕けないの!

右向け左!になっちゃうの。

疑っちゃうの、試しちゃうの、不安になっちゃうの。

嘘つかれたくないから、騙されたくないから、丸め込まれたくないから。

そういうの、凄く屈辱だから~!!

私はそこまで追求して、物事を考えてしまう癖が昔から出来ていた。
/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ