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高校性『惨歌』 90‘Sレイプ 引き裂かれたレオタード
第12章 陥落した郁子が味わうさらなる絶望
「ンン…ああ…ンン、あん…」
控え目な、それでいながらどこまでも艶めかしい少女の喘ぎ。跪かされた丸山麻子のフェラチオによがるのは無論、応援団委員の面々、ではなかった。
「や、やめて…そんな」
今度は郁子が呟くように言う。そう、目の前では両手を縛られ立たされた俊のペニスを麻子がご奉仕しているのだ。最愛のカレシが可愛がっている後輩のフェラで悶え狂う様は、愛を貫いた郁子を何よりも苛んだ。
「あなた達は…あなた達はどこまで卑劣なことをさせれば…気が済むの」
郁子は縛られた全裸の肉体を横たえたまま、蛮行に涙するしかない。無論、郁子の怒りの感情は、応援団委員会に、そして首謀者の田辺に向けられている。

「ハハハ、恨むんならカレシのスケベぶりを恨めよ、それに郁子、てめえだってさっきまで…にひひひ」
西山が、本命の恋人の前で、愛らしい少女のフェラによがる男という滑稽な様子を嘲笑う。俊は屹立したペニスをさらに猛らせていた。麻子は命令に忠実に従わざるを得ず、丹念におずおずとした所作で郁子のこよなく愛する男のソレを口擦する。決して手慣れた所作ではない後輩の奉仕。それが、意に添わぬものであることを郁子は不憫に思っていた。そしてそんな同姓としての建前の感情よりも、俊の悦楽の表情にも、苦悶の様子が見て取れた気がした。郁子にはそれだけが救いだったが、一方、宇佐美からの凌辱に燃え上がった自分への、さらなる嫌悪感に苛まれた。なにより、最愛の男までもが、ついに彼らの魔手に堕ちたことに、そして自分たちの聖域にまで踏み込まれたことに、さらなる生き地獄へと誘われた思いだった。
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