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愛してるからこそ...
第10章 2人の新しい愛の巣
翌日の夜実家に帰る用意をして
食事を作る為にスーパーで食品を買い込んだ。
両手に大量の荷物を持ってスーパーを出ると
見たことある車が目の前に停まった。
「また大量に買い物したんだな。」
「正人!どうしてここにいるの?」
まだ時間は20:30になった頃だった。
残業のはずなのにこんな時間にいるの?
「今日の夜から行くから早めに切り上げた。
明日は休みだから出勤で外回りのないものに
付箋ですることを書いてデスクのパソコンに
貼りまくって帰ってきた。怒られるかもな。」
「明日はみんなブツブツ言いながら仕事するね」
「明後日が楽しみだな。」
正人は押し付けた仕事以上に
仕事が増えてそうで怖いと言いながら
私の持っていた荷物を持ってくれて
車に積んでくれて私が座る助手席のドアを開けた。
「ありがとう」
「さて帰って着替えたらどこかでご飯食べて
朱里の実家に行こうか。」
「うん。何食べたい?」
「そうだな...あの定食屋行くか?」
「うん!行く!」
一度家に帰り正人は着替えて
泊まりの準備をした荷物を積んで
あの定食屋さんに向かった。
そして店に着き暖簾をくぐって中に入ると
あの元気な声が聞こえてきた。