この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるからこそ...
第10章 2人の新しい愛の巣
『あらいらっしゃい!』
あの元気なおばちゃんの声を聞いて
笑顔になれる。
「こんばんは。
今日のおすすめとお刺身盛り合わせあります?」
『はいはい!
今日は真鯛と鮑とマグロだけどいい?』
鮑??
大好きなんだよねー!
楽しみーーー!
「お願いします。あとご飯ひとつは大盛りで!」
正人は今日も沢山食べるらしい。
いつもうちでもたくさん食べる。
なのに全然太らない。
すごい羨ましいくらい引き締まってる。
腹筋なんて割れてるんだよ?!
私だって頑張って一駅分歩いたりするのに
幸せ太りなのか少したるんでる。
お母さんが亡くなった時には鶏ガラだったのに
今なんて想像出来ないような体型だ...
『今日もよく食べるのね。』
「うーん。でもおかわりはしないよ。
彼女残しそうだし??」
確かにだって少なめって言っても
お茶碗に山盛り出てくるんだもん。
だから食べられるだけ食べて残りは正人に
食べてもらう。
今日のおすすめは牛カツとだし巻き玉子
ひじきと豚汁とご飯だった。
この牛カツがすごく美味しかった。
お肉がすごく柔らかかった。
家でも作ってみよう!
さらにワサビを付けて食べるとまた絶品だった。