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愛してるからこそ...
第2章 例の経理の女



『まだ婚約者でしょ?
まだ結婚していないなら私にだって
チャンスはあるかもしれないじゃないの!』


水本は大きなため息をつき鎌倉を睨んだ。


『この二人はもう何年も付き合っているの。
一緒に住んでるしもうすぐ結婚する。
結城も彼女が好きだし彼女も結城が好きなの。』

『だから何?』

『まだ分からないの?
もうそろそろその辺にしないと見てみなさいよ!
ほら、朱里ちゃんなんて怒りで震えてるわよ。』



2人のやり取りを見ていて朱里を見ると
目に涙を溜めてプルプルと震えている。

「朱里…」

俺は朱里の名前を呼ぶことしか出来ない。
朱里は何も話すことはしなかった。
そしてエレベーターに向かって走り去ってしまった。


「水本悪い。ここ頼む。」

俺は朱里を追いかけることにした。
その後も水本と鎌倉で口論は続いたと後輩に聞いた。

営業部に戻っても朱里は居なかった。
給湯室にも隣の資料室にもいない。

『結城、戻ったか?』

部長ご声をかけてきた。
そして朱里を見なかったか聞いてみると
少し前に出てまだ戻っていないと…

スマホを取り出して鳴らしてみるが
朱里のデスクの上で振動しているスマホを発見。


どこいった?朱里...



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