パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 社員旅行

私たちの会社は創立記念日の前後数日が
休みになっていてその時に社員旅行に行っている。


『今年は九州だって。』

『ほらあのハウステンボスだって。』

『翌日は大分に行って猿見るって。』

『なんで猿なの？！』



こんな会話が社食やらパウダールームで
毎日聞こえてくる。
ハウステンボスいいじゃんー。
私は楽しみだなぁ…

猿だって縁起いいし楽しそう！


『あら、珍しいわね。』

「あ、香織ちゃん！お疲れ様！」

『モルディブ楽しみにしてるから。
いつだっけ？11月だっけ？』

そうだよ。と答えてみる。
香織ちゃんも楽しみにしてくれている私たちの結婚式。
モルディブでするのにら一番いい時期らしい。

近くにいたどこかの部署の女の子は
こちらをチラチラ見ている。


『うちはパリだったけど結城も頑張るわね！？

ちゃんとお金管理しときなさいよ！
うちは旦那がギャンブル好きだから小遣い制。

あなたのところは違うんだっけ？』


私は実家に越したこと
実家の隣の土地に家を建ててること
生活費はすべて正人が出していて
受け取ってもらえないことなど
香織ちゃんに話した。