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愛してるからこそ...
第17章 エロトリオの集結
予約してあった居酒屋に行くと
珍しく葛城が一番乗りだった。
『お疲れ様』
「お疲れ、葛城珍しく早いじゃん。」
『僕もね息抜きが必要なの。
だから優秀な助手に手伝ってもらって
世間で言う定時って時間に終わらせたわけ。』
いつも忙しい弁護士の葛城は
遅くまで仕事してるみたいだった。
土日も関係なく色々動いている。
「田村遅いな。」
『休みだって言ってたけど用事があるからって。』
「そっか。」
とりあえず先にビールを頼んで飲んでいると
15分くらいして田村がやってきた。
『結城、葛城久しぶりだな。』
『田村も元気そうだね。』
『まあまあかな。』
「じゃ、改めて乾杯するか。」
田村のビールを頼み俺達も新しいビールを頼むと
久しぶりに集まれたことに乾杯した。
『それにしても結城が結婚か。
俺見たことない…』
『僕は見たよ?
あ、朱里さんあれから大丈夫?』
「色々悪かったな。
今はもう落ち着いてる。
それにもうあのマンションに居ないんだ。
籍入れるってなった時に朱里の実家に越したから。」
2人はビックリした顔をしたから
とりあえず説明することにした。