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愛してるからこそ...
第19章 愛美ちゃんの本心



『部長が…?』

「そう。何よりも部下思いだよね?
愛美ちゃんの話聞いてやって欲しいって言われたんだ。
人の変化にもすぐ気が付くからすごいよね?」


部下のみんなや私、お父さんやお兄ちゃんの
ちょっとした変化にも気が付き
それとなく探ってくる。


この前お気に入りのお茶碗を
落としちゃって欠けた…

すっごいショックだったしまた買うのも
中々買いに行けないし...
でも欠けたまま使うことは出来ない…

はぁあ...って思ってて
仕事から帰ってきた正人がどした?と聞いてきた。


「元気ねぇな?何かあったか?」

「たいしたことないよ…大丈夫。」


あれはお母さんとお父さんが旅行に行って
有田焼のお茶碗を買ってきてくれた。
だからあの時からずっと家ではこれを使ってた。

正人とのマンションでは違うものだったけど
実家に帰ってきてからはまたこれを使ってた。


けど欠けてしまったお茶碗…
もう捨てないと行けないのかと思うと
お母さんのことを思い出してしまった。


「っ…ぐずっ...」

「泣くほど嫌なことがあったんなら言ってみろって。」


だって言っても買いに行けないし…
私はしばらく黙ったままラグに座っていた。



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