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第22章 贈り物

新婚旅行はすごく満喫出来た。
ダイビングも出来たし綺麗な海に癒されたから
また帰ってからも頑張ろうと思えた。


家に帰ってから思ったことが一つ。
お父さんとお兄ちゃんだけにして
長期間家を空けるのは辞めようと思った。

まだ洗濯は口を挟むのを辞めた。
皺だらけでも洗って畳んであったから。


まずは掃除。
私は一応毎日全ての部屋に掃除機はかけることにしている。
仕事から帰ってするのはお風呂にお湯を張り
お兄ちゃんがお風呂に入っている間に
掃除機をかけること。


お父さんとお兄ちゃんだけにすると
四角い部屋を丸く掃除するから
隅にほこりがたまっていた。


そして問題の料理。

どうやら自炊することはなかったみたい。
買ってきた惣菜のパックや
カップラーメンなどのゴミがたまっていた。

ゴミもゴミの日に捨ててくれればいいのに。


この家に越してきてからお父さんとお兄ちゃんは
やっていた家事を全くしなくなった。

普段は私がやるからいいけど
こういう時には少しくらいやってほしいなと思う。

私はげっそりしながら片付けていると
正人は何も言わずに手伝ってくれた。