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愛してるからこそ...
第25章 対決の日に変更された
朱里がどうしても直樹に渡したいって言うから
LINEして出勤する時に渡すことにした。
俺がLINEでやり取りをし
月曜日の朝早めに出勤して渡すことに…
月曜日の朝は忙しかった。
なぜなら朱里が珍しく寝坊したからだ。
多分それは俺のせいなんだけど...
朱里は起きて時計を見て飛び起きた。
弁当なんかそんな必死にならなくても
一日くらいコンビニか外で済ませるのに
すげぇ勢いで降りてって弁当を作っていた。
朝はトーストにジャムを付け
目玉焼きとソーセージを焼いてくれて食べた。
寒い朝にはいつもポタージュだが
今日は寝坊のためホットコーヒーだけだ。
早くと急かされながら
会社へと車を走らせ会社の前で朱里をおろし
駐車場に車を置きに行く。
朱里が待つ所へ急ぐ途中誰かに腕を掴まれた…
『やっと会えた正人〜』
甘ったるい声でしかもきつい香水のにおい
大学の時からなんにも変わってねぇなと
思いながらも朱里にしたことが許せなくて
振り向きざまに睨んでやった。
『そんな怖い顔しないでよ〜!』
イライラするがこんなやつ相手にしていられない。
掴まれた腕を振りほどいて歩いていく。