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愛してるからこそ...
第27章 同窓会
バレンタインデーも終わり
もうすぐホワイトデーと言う時に
一通のハガキがうちに届いた。
「朱里これ来てるぞ。」
今日は土曜日で朝から打ちっぱなしに行き
帰ってきてポストを覗くとあった。
「うわ!中学の同窓会だって。」
朱里は嬉しそうに笑いながら行こうかなー。と
言っている...
「いつ?」
「ゴールデンウィークだって。」
行く人は返信をメールにとあり
朱里はすぐにスマホを出した。
「行くのか?」
朱里はキョトンとした顔でなにか予定あったっけ?
とポカンとしながら聞いてきた。
いや、別に何も予定は立ててない。
だが、中学の同窓会と言うと男もいるから
と変な嫉妬に支配された。
「何元カレとかいんの?」
俺はリビングのソファーに座り朱里を膝に乗せ
腹の前で腕を組み捕まえた。
お父さんは出張でいない。
浩輔さんは朝帰ってきてまだ爆睡。
「居ないって言った嘘になるけど
同窓会に来るか分からないじゃん。」
いるんじゃねぇか!!
行かせたくないのが80%程を占め
いかせてやりたいのが残りを占めた。
「ふーん。」
そう言うと朱里は頭を後ろに倒してきた。