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愛してるからこそ...
第29章 結婚記念日と新居



まさかこの俺に先にイカせようとするとは
いい度胸してんなと思いながら
また朱里をベッドに押し倒す。


「お前俺を先にイカセルってことは
今日は朝までやっていいってことだろ?

大好きな女相手なら何回でも出来る。
朝まで抱き潰したんでいいなら
お前の口でイカせてくんね?」

「朝まで…?」

「あたりめぇだろ。
お前のその積極的な行動が
お前をドンドン苦しめることになる。

明日立てないかもな…」

フルフルと首を横に振って拒否する。
そんなに怯えなくても本当に朝まではしない。

たけど三回戦位はさせてもらおうかな。
やっていい?と笑って聞くと
無理だから…と手を付いて体を起こして逃げようとする。


「お前往生際が悪いぞ。
ここまで来てこんなにさせといて逃げる気か?」

「じゃ、朝まで…しない?」

「しないから続きしていいか?」

チュッチュッと音を立てながらキスをし
朱里の膝裏に手をかけて足を曲げ
そのまま潤っているところへといれた。

「ぁっ...おっき…」

「おまえが締めすぎなだけ…っ。」

朱里の腰を持ち自分の腰を振り
朱里のいいとこを探しながらする。


「あっ、そこだめっ!!やだ、イッく…」



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