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第30章 最終章 愛してるからこそ．．．

「ぎゃーーーーー！」

「今度は何？？」


毎日こんなに楽しく子育てしています。

本当ならお母さんにいろいろ聞きたかったけど
そのお母さんがいないから
私の育児の相談は瑞穂に聞いてもらっている。


先輩の瑞穂は何かあれば車で来てくれる
頼りになる先輩だ。


夕方になると冷蔵庫を見てあるもので
晩御飯の支度をする。

その間愛咲はすやすや眠ってくれるから
すごく助かっている。


そろそらかな？と思う時間になると
玄関ドアが開いて
バタバタと帰っきた足音がする。

「お兄ちゃん先に手洗いとうがい！」


足音で誰か分かる。
お兄ちゃんは遠慮なくバタバタ走ってくる。

正人はなるべく音を立てずにでも急いで走ってくる。

お父さんは忍び足で近づいてくる。


みんなそれぞれだけど愛咲に対する愛情は
計り知れない…


「パパ帰ったぞ。」
『浩輔だ。愛咲〜』
『じぃじがいいよなぁ。』


男連中は愛娘に夢中です。




愛してるからこそあなたのそばに居られて
愛してるからこそ愛娘が誕生しました。




33年間生きてきて大切な命を誕生させました。


愛してるからこそ．．． 〜完〜